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コラム

2026.06.02に公開

ネイルサロンの臭い対策を紹介

原因や意外と気づかないニオイも解説

ネイルサロン特有のツンとした臭いにお悩みではありませんか?ネイルサロンのお客様の多くが女性のため、ニオイにはより一層気をつけたいポイントです。中にはネイルサロン特有の臭いが苦手で、施術を諦めている方も少なくありません。

本記事では、ネイルサロンの臭いの原因や具体的な対策、自分では気づきにくい自身のニオイケアまで解説します。適切な対策を正しく知り、お客様もスタッフも心地よく過ごせる快適なサロン環境を整えましょう。


ネイルサロンの臭いの原因とは

ネイルサロン特有の臭いの原因は、主に以下の4つです。

  • ネイルに使用される溶剤のニオイ
  • 使用済みのコットン
  • 施術後のネイルオイルやハンドクリーム
  • 休憩中の食事のニオイが残っている

それぞれの原因について解説します。

ネイルに使用される溶剤のニオイ

ネイルサロンの臭いの原因は、施術で使う溶剤が揮発して空気中に広がることです。とくに「ネイルに使用される溶剤のニオイ」は、次の成分が原因となっています。

  • 酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン:揮発性が高くツンとした刺激臭が広がりやすい成分
  • アセトン:溶解力が強い反面、少量でも独特の強い臭いが出やすく、室内に残りやすい傾向がある
  • イソプロパノール:揮発しやすいため作業のたびにアルコール臭がふわっと立ちやすくなる

これらが同時に使われると臭いが重なり、店内の「こもった臭い」として感じられやすくなります。

使用済みのコットン

意外に見落とされがちなのが、ジェルリムーバーやアセトンが染み込んだ使用済みコットンから出る残臭です。施術中は薬剤を扱っているため気づきにくいですが、コットンは揮発成分を抱え込んだまま時間差で臭いを放ち、店内にこもる原因になりやすいです。

とくにゴミ箱が開放型だと、空気の流れに乗って臭いが広がりやすくなります。対策としては、施術中からフタ付きのゴミ箱に入れて臭いを閉じ込めること、ゴミの回収頻度を上げて滞留時間を短くすることが効果的です。

あわせて、コットンを扱っている間は換気を止めないことが、臭いの蓄積を防ぐポイントになります。

施術後のネイルオイルやハンドクリーム

施術後の仕上げで使うネイルオイルやハンドクリームも、香りの強さや好みの差によって「臭い」と感じることがあります。良い香りのつもりでも、バニラ系や濃厚なローズ系などは好みが分かれやすく、体調やその日の気分によっては負担になりやすい点に注意が必要です。

トラブルを避けるには、塗布前に香りの有無や好みをひと言確認するのが確実です。さらに、フローラル系、シトラス系、無香料などを複数用意し、お客様に選んでもらう運用にすると、満足度を上げながら臭いのクレームも減らしやすくなります。

香りの「残りやすさ」も体感に影響するため、使用量を控えめにする工夫も有効です。

休憩中の食事のニオイが残っている

休憩室が十分に分かれておらず、カーテンなどの簡易的な仕切りで食事をとる環境だと、食べ物の臭いが施術空間に残りやすいです。にんにく入りのパスタや揚げ物などは想像以上に空間へ定着し、次の予約時間にお客様が入った瞬間に気づかれることもあります。

対策は「臭いが少ない食事を選ぶ」「お客様対応の時間帯は控える」といった運用面が中心になります。もし臭いがこもってしまった場合は、窓を開けて空気の入口と出口を作り、短時間でもしっかり換気することが基本です。

補助的に消臭スプレーを使う場合も、臭いを混ぜて強くしないよう、無香料タイプを選ぶと失敗が少なくなります。


ネイルの臭いは健康被害を引き起こす?

ネイルサロンのツンとした臭いの正体は、有機溶剤などの化学物質です。これらを長時間吸い込み続けると、頭痛やめまい、吐き気、目や喉の痛みといった体調不良を引き起こす可能性があります。

特に、アセトンや酢酸エチルなどの揮発性の高い成分は空気中に広がりやすく、換気が不十分な空間では成分濃度が上がってしまうため注意が必要です。スタッフの健康を守るのはもちろん、化学物質に敏感なお客様にとっても大きなリスクとなります。

「ただの臭い」と軽視せず、こまめな換気や空気清浄機を活用して、成分を店内に滞留させない環境づくりを徹底することが大切です。


ネイルサロンの臭い対策

臭い対策は、お客様に「また来たい」と思ってもらうための空間づくりはもちろんのこと、毎日働くスタッフの健康を守るためにも非常に重要です。薬剤特有の臭いは、自分たちでは慣れてしまいがちですが、初めて来店するお客様にとっては意外と敏感に感じるもの。

対策を怠ると、サロンの印象を左右するだけでなく、知らぬ間に不快感を与えてしまうこともあります。ここでは、今日から取り入れられる基本的な工夫から、プロ仕様の設備まで、具体的な4つの対策を解説します。

換気を徹底する

臭い対策の基本は、「換気」です。空気中に漂う揮発成分を効率よく外へ逃がすには、窓やドアを2箇所以上開けて、しっかりとした空気の通り道を作ることが鉄則です。

窓が一つしかない場合は、サーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させるとよいでしょう。特に、ネイルのオフで使用するアセトンなどは空気より重く、足元に溜まりやすい性質があります。

サーキュレーターを低い位置で回すと、滞留した成分を効率よく動かせます。施術中はもちろん、お客様が入れ替わるタイミングで換気をして、体への負担を軽減することが大切です。

空気清浄機や消臭剤を使用する

換気と合わせて活用したいのが、空気清浄機や消臭剤です。空気清浄機を選ぶ際は、微細な粉塵だけでなく、化学物質の臭いを吸着できる「活性炭フィルター」を搭載したモデルをおすすめします。

設置場所は、空気の流れを考えて入り口付近や、臭いの発生源となる施術デスクの近くが効果的です。また、消臭剤を使う際に気をつけたいのが、「香り選び」です。香りで臭いを上書きする消臭剤は、溶剤の臭いと混ざって余計に不快な臭いを生み出してしまう可能性があります。

匂いの少ない薬剤を使用する

臭いそのものを減らすために、使用する薬剤自体を見直すのも一つの手です。最近では、アセトンを含まない「アセトンフリー」のリムーバーや、刺激臭を抑えたジェル、モノマーなども数多く登場しています。

これらの製品は、従来の薬剤に比べると少し価格が高めだったり、オフに時間がかかったりする場合もありますが、「臭いの少ないサロン」としてのブランディングには強みになるでしょう。

特に化学物質の臭いが苦手なお客様や、妊娠中の方にも選ばれやすくなります。まずはサンプルを取り寄せて、操作性や落ち具合を試しながら少しずつ低刺激・低臭気なものを取り入れてみてはいかがでしょうか。

発散防止抑制装置を導入する

換気や清掃だけでは追いつかない、あるいは窓が開けられない環境のサロンで頼りになるのが「発散防止抑制装置」の導入です。空気中の有機溶剤を強力なフィルターで直接吸着・清浄化する専用の装置です。

一般的な空気清浄機よりも、溶剤の臭い成分を分解・除去する能力に優れています。ダクト工事が不要な軽量タイプなら、既存のサロンにも手軽に設置でき、室内で空気を循環させながら臭いをカットしてくれます。

スタッフの健康を守り、最高のおもてなし空間を追求するなら、検討する価値が非常に高い装置です。


意外と気づかない!自身の臭い対策も必須!

ネイルサロンの施術は、お客様との距離が近いです。そのため、薬剤や店内の臭いだけでなく、ネイリスト自身の「ニオイ」にも注意を払う必要があります。

ここでは、プロの接客として見直しておきたい、自分自身の臭い対策についてお伝えします。

体臭のケアは大切

長時間の施術中、狭い空間で至近距離になるからこそ、体臭や口臭などのケアは欠かせません。忙しい日は自分でも気づかないうちに汗をかいていますが、お客様の顔の近くに手がくることも多いため、意外と敏感に察知されます。

制汗剤や汗拭きシートを常備するのはもちろん、食後の口臭ケアも丁寧に行いましょう。清潔感のある印象を保つためにも、まずは「無臭」を意識することが、プロとしての信頼に繋がる第一歩です。

タバコ臭は自分で気づきにくい

喫煙習慣のある方は、特に注意が必要です。タバコの臭いは、吸い終わった後もしばらく息や髪、指先に残り続けます。非喫煙者のお客様にとってタバコの残り香は非常に強く、不快に感じられやすいものです。

休憩後の接客前には、念入りなうがいと手洗いはもちろん、消臭スプレーを活用したり、上着を替えたりするなどの工夫をしましょう。「タバコ臭いネイリスト」という印象を与えないよう、徹底した配慮が求められます。

香水のつけすぎは注意

お洒落なネイリストほど香水を楽しみたいものですが、サロンワークでは控えめにするのが無難です。ネイル薬剤のツンとした臭いと香水の強い匂いが混ざると、独特の不快な臭いに変わってしまうことがあるからです。

また、お客様の中には香りに敏感な方や、その日の体調によって気分が悪くなる方もいらっしゃいます。香りを楽しむなら、ほのかに香るボディクリームにするなど、お客様の鼻先を邪魔しない程度に留めましょう。


臭い対策に関するよくある質問(FAQ)

ネイルサロンの臭いについて、オーナー様やネイリストの方が抱きがちな疑問をQ&A形式でまとめました。お客様への配慮はもちろん、自分たちの健康を守るためのヒントとしてぜひ役立ててください。

ネイルサロンで匂い対策として何ができますか?

まずは、「臭いの元を封じ込めること」と「空気を入れ替えること」の徹底です。蓋付きのゴミ箱に使用済みのコットンを捨て、窓やドアを開けて空気の通り道を作りましょう。

また、サーキュレーターで足元に溜まりやすい溶剤成分を動かすのも効果的です。日々の小さな習慣の積み重ねが、快適な空間づくりに繋がります。

ネイルの匂いを消す方法はありますか?

薬剤を使う以上、完全に無臭にするのは難しいですが、「発散防止抑制装置」などの専門機器を使うことで、空気中の成分を効率よく分解・除去できます。一般的な空気清浄機では取りきれない溶剤特有の臭いも、専用フィルターなら強力にキャッチ可能です。

また、薬剤をこぼしたらすぐに拭き取るなど、基本の徹底も忘れずに行いましょう。

ジェルネイルの匂いは体に悪いですか?

溶剤に含まれる成分を長時間、高濃度で吸い込み続けると、頭痛やめまい、吐き気などの体調不良を引き起こすリスクがあります。これはスタッフだけでなく、化学物質に敏感なお客様にとっても同様です。

「ツンとする」と感じる時は成分が部屋に滞留しているサインなので、健康を守るためにも積極的な換気や浄化が必要です。


発散防止抑制装置導入なら株式会社ベリクリーンにお任せください!

ネイルサロンの臭い対策は、お客様の満足度向上だけでなく、毎日働くスタッフの健康を守るためにも不可欠です。薬剤の刺激臭やゴミの管理、さらには自分自身のニオイケアまで徹底し、誰もが心地よく過ごせる空間を目指しましょう。

日々の換気や工夫だけでは解消が難しい場合は、専門装置の導入を検討するのも一つの手です。

株式会社ベリクリーンの「ベリクリーンエア」なら、揮発性有機化合物(VOC)成分を除去し、ニオイを効率的に除去できます。軽量設計で持ち運び可能な製品も取り扱っているため、狭い空間のネイルサロンにも最適です。

ネイルサロンの臭いに関するお悩みがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

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