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コラム

2026.04.27に公開

外壁塗装の臭い対策6選

赤ちゃんやペットへの健康被害は?

外壁塗装の際に発生する、ツンとしたシンナー臭にお悩みの方は多いです。特に赤ちゃんやペットがいるご家庭では、健康への影響が心配で塗装を躊躇してしまうこともあります。

塗装の臭いは不快感だけでなく、頭痛や吐き気といった健康被害を招くリスクを伴うため、外壁塗装の臭い対策は必須です。これから外壁塗装を行う方や真っ最中の方、臭いが気になる方はぜひ参考にしてください。


外壁塗装で臭いが発生する原因

外壁塗装で発生する不快な臭いの原因は、油性塗料に含まれる「シンナー(有機溶剤)」です。

そもそも塗料は、色を付ける「顔料」、耐久性を決める「合成樹脂」、機能を補う「添加剤」の3つの成分で構成されています。これらを溶かして液状にするために「溶剤」が必要となり、溶剤は水性塗料と油性塗料に分かれます。

水性は水、油性は有機溶剤を使うため、油性塗料のほうが揮発しやすく、施工中に臭いが広がりやすいのが特徴です。有機溶剤は、防水性の向上や乾燥の促進、サビ防止といった優れた効果がある一方で、長時間吸い込むと頭痛や目眩、粘膜の不快感といった健康被害を招く恐れがあります。

そのため、油性塗料の取り扱いにはルールがあり、現場では作業主任者の選任や環境測定、発散源対策が義務付けられているほどです。


外壁塗装の臭いが引き起こす人体への健康被害

外壁塗装の際に漂う刺激臭の正体は、塗料を薄めるために使用される有機溶剤(シンナー)です。この成分は揮発性が高く、呼吸を通じて容易に体内に取り込まれるため、人体に様々な不調を及ぼす可能性があります。

健康被害を未然に防ぐためには、どのようなリスクがあるのかを正しく理解し、適切な防護策を講じることが不可欠です。

塗料の臭いが引き起こす症状

揮発した有機溶剤の成分を吸い込むと、中枢神経系に作用し、様々な中毒症状を引き起こします。具体的な症状は以下のとおりです。

このような症状があらわれる前に、我慢せずに換気や外出などの対策を取ることが大切です。

赤ちゃん・妊娠中の方への影響

赤ちゃんや小さなお子様は大人に比べて体重が軽く、化学物質を分解・排出する代謝機能が未発達です。特にシンナー成分は空気より重いため、床付近に滞留しやすいという性質があります。

そのため、床に近い位置で過ごす赤ちゃんは、大人が感じる以上に高濃度の成分を直接吸い込んでしまうリスクが高まります。また、妊娠中の方はホルモンバランスの変化により臭いに敏感になりやすいです。

ストレスそのものが母体に悪影響を及ぼすほか、アレルギー症状を誘発する恐れもあるため、厳重な配慮が求められるでしょう。

ペットへの影響

犬や猫などのペットは、人間よりも優れた嗅覚を持っているため、ごく微量な臭い成分であっても強い刺激やストレスを感じてしまいます。ペットの大きさや種類によっては、シンナー臭を気にしないこともありますが、健康に関わるため軽視はできません。

異常な興奮を見せて走り回ったり、逆にぐったりと元気喪失したりすることがあれば、ペットホテルなどに避難させるのもおすすめです。ペットは言葉で不調を伝えられないため、常に様子を伺い対策を取ることが大切です。


業者依頼時にできる外壁塗装の臭い対策4選

外壁塗装の臭い対策は、工事が始まってからではなく、業者選びや打ち合わせの段階から準備しておくことが重要です。使用する塗料の種類や作業工程を工夫することで、生活環境への影響を抑えることが可能になります。

ここでは、業者へ依頼する際に検討すべき具体的な4つの対策について解説します。

水性塗料を使用してもらう

シンナーの臭いを抑えるために有効な対策は、溶剤として水を使用する「水性塗料」を選ぶことです。従来の油性塗料はシンナーが揮発する際に強い刺激臭を放ちますが、水性塗料はその大半が水であるため、作業中の臭いが少ない特徴があります。

とはいえ、水性塗料にも有機溶剤が含まれているため、「臭いがまったくない」というわけではありません。あくまで臭いを抑えるという意味で水性塗料を使います。

どの程度のニオイを発するのか、気になる方は業者に依頼して塗料の臭いを試させてもらうのもおすすめです。

F☆☆☆☆規格の塗料を使用してもらう

塗料の安全性を客観的に判断する基準として、建築基準法などで定められた「F☆☆☆☆(エフフォースター)」を確認してください。これは有害物質であるホルムアルデヒドの発散量が最も少ないことを示す等級であり、星の数が多いほど安全性が高いとされています。

F☆☆☆☆の認定を受けた塗料は使用制限を受けないため、室内外を問わず比較的安心して使用することが可能です。逆に「F☆☆☆」や「F☆☆」の製品は発散量が多く、使用面積に制限がかかります。

安全性を最優先する場合は重要な指標となるため、見積もり時に使用塗料の等級をチェックしておきましょう。

換気に配慮した順番で施工してもらう

外壁塗装では、塗料の飛散を防ぐために窓やドアへ養生を行います。仕上がりには欠かせない工程ですが、養生によって窓が開けられない日が続くと、室内に臭いがこもり体調不良につながる恐れがあります。

そこで重要なのが「換気に配慮した順番」での施工依頼です。窓はドアと同じように、養生したまま開閉できる方法があるため、事前に希望を伝えましょう。

工程上どうしても開閉できない窓が出る場合も、必ずどこか一か所は開けられるよう段取りしてもらうと安心です。天候で変更されることもあるため、毎日進捗状況と開閉可能な窓の位置を確認してください。

発散防止抑制装置を導入する

発散防止抑制装置とは、有機溶剤の成分を分解して濃度を下げる装置です。屋内で有機溶剤を使用する現場かつ、窓や局所排気装置などの設置が困難な状況では、発散防止抑制装置の導入がおすすめです。

壁に穴を開けるなどの大がかりな工事が不要で、室内で空気を循環させながら有害物質を取り除くことができます。持ち運びに便利な軽量タイプもあるため、狭い作業スペースや複雑な間取りの現場でも柔軟に対応可能です。


自分でできる外壁塗装の臭い対策

外壁塗装の臭い対策は、業者への依頼だけでなく、自分でできることもあります。臭いが強くなる工程を事前に把握し、適切に備えることで、工事期間中のストレスや健康リスクを軽減できます。

ここでは、日常生活で無理なく実践できる、具体的な方法を解説します。

臭いが我慢できない日は外出する

塗料の臭いが強く、室内で過ごすのが辛いと感じる日は、無理をせず外出するのがおすすめです。特に化学物質に敏感な方や高齢者、小さなお子様がいる場合は、日中の作業時間に合わせて避難場所を確保しておくと安心です。

具体的には、自治体の図書館や市民センター、ショッピングモールなど、空調が安定しており空気がクリーンな公共施設を活用するのが有効な手段となります。あらかじめ施工業者から詳細な工程表を受け取っておき、塗装作業が集中する日を狙って外出の予定を立てておきましょう。

換気を行う

室内にこもった臭い成分を排出するには、効率的な換気が不可欠です。基本は窓を2箇所以上開けて空気の通り道を作ることですが、窓がひとつしかない場合は、換気扇やサーキュレーターを活用しましょう。

扇風機を窓の外に向けて回すと、室内の空気を効率よく外へ吸い出すことができます。シンナー成分は空気より重く床付近に溜まりやすいため、サーキュレーターで低い位置の空気を動かすことも重要です。

作業中だけでなく、終了後も継続して換気を行うことで、壁や家具に臭いが染み付くのを防ぎ、室内環境をより早く正常な状態に戻せます。


よくある質問(FAQ)

外壁塗装の臭いに関して、多くの方が抱く疑問や不安をまとめました。正しい知識を身につけ、自分や家族の健康を守るための参考にしてください。

外壁塗装をしたら家の中が臭いのはなぜですか?

塗装直後に室内が臭う主な原因は、塗料を希釈するシンナー(有機溶剤)が揮発し、その成分が換気口や窓の隙間から室内へ入り込むためです。特に油性塗料は揮発成分が多く、強い臭いを感じやすくなります。

水性塗料やF☆☆☆☆規格の塗料を使用することで、臭いを軽減することが可能です。

塗装の匂いが気持ち悪いのですが、どうしたら良いですか?

塗料のニオイで気分が悪くなった際は、直ちに新鮮な空気のある場所へ避難してください。室内の空気を入れ替えるために換気扇やサーキュレーターを活用し、可能であれば一時的に外出してニオイを避けることが最優先です。

症状が改善しない場合は無理をせず、医師の診察を受けてください。業者に工程の相談をすることも一つの手段です。

外壁塗装の臭いはどれくらい続きますか?

油性塗料で1週間程度、水性塗料で3日程度は続くと見ておきましょう。最も臭いが強いのは塗装工程の間ですが、完了後も塗膜が完全に乾燥するまでは成分が揮発し続けます。

天候や湿度、使用した塗料の種類によっても前後するため、工事が終わった後も数日間は意識的に換気を行うことで、より早く解消されます。


発散防止抑制装置導入なら株式会社ベリクリーンにお任せください!

外壁塗装の臭い対策は、健康を守るために欠かせません。塗料の選定や換気、外出といった対策を適切に行うことで、工事期間中のストレスを軽減できます。

窓がない現場で作業を行う場合は、発散防止抑制装置の導入を検討してみてください。有害物質の吸引を防ぐだけでなく、イヤな臭いも取り除き、吐き気・頭痛・倦怠感などの健康被害から守ります。

現場の状況に合わせた最適な運用をサポートしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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